REALFORCE GX1に神アップデート!
【新作】REALFORCE GX1の購入を考える【RGBと比較】前回の記事で購入検討(たぶん買う)としていたREALFORCE GX1ですが、すでに購入して1か月以上が経過。
そんな中、GX1に神アップデートが!その内容がこちら。
- APC設定の進化(0.8-1.5-2.2-3.0mmの4段階から0.1mm単位で調整可能に。)
- Dynamic mode機能の進化(ラピッドトリガー)
- Kill Switch(キルスイッチ)機能を追加
従来よりもアクチュエーションポイントをより細かく設定できるようになり、より高速に入力が可能になっている。
またDynamic mode機能の進化により、いわゆるラピッドトリガー機能が実装されたことになる。
これによりGX1と比較されがちなApex Pro(SteelSeries)や、Wooting 60HEと同等の機能となった。
デザイン性、静電容量無接点方式による高耐久、国産キーボード、という点でREALFORCE GX1を推していたが、ゲーム用途での性能面でもトップクラスの性能を誇るようになり、もうこれしかない!というレベルに。
(ちなみに記事公開現在、人気急上昇により、Amazon・楽天とも予約購入しかできない状態。)
ソフトウェア&ファームウェアのダウンロードはこちら
今回のアップデートを対応させるには、REALFORCE GX1本体(ファームウェア)と、専用アプリのREALFORCE CONNECT(ソフトウェア)の両方をアップデートする必要あり。
以下のリンクより、REALFORCE公式ページへ飛ぶことが出来ます。
REALFORCE公式ページより、最新のREALFORCE CONNECTをダウンロード。
REALFORCE公式ページより、REALFORCE GX1 キーボード ファームウェアアップデート Ver. A0.12をダウンロード。
英語配列(X1UD)か日本語配列(X1UC)かによって、ファイルが異なります。
背面ラベルのモデル名を確認し、「X1」で始まる4文字が一致するファイル をダウンロード。
ファームウェアアップデートは、専用ソフトウェアのREALFORCE CONNECTから行うことができる。
REALFORCE CONNECTより、対象のデバイスを選択。
画面下の「デバイス」内、FW Versionの横にあるアイコンをクリック。
ダウンロードしたGX1用アップデートファイルを選択し、「アップデート」ボタンを押すと、アップデートが開始される。
アップデートが完了すると、FW Versionに更新したファームウェアのバージョンが表記される。
REALFORCE GX1のアップデート内容
REALFORCE GX1 製品ページ
アプデ前:ON位置を4段階で設定可能 (0.8mm,1.5mm,2.2mm,3.0mm)
↓↓↓
アプデ後:ON 位置を 0.1mm 〜 3.0mm 内で 0.1mm 刻みの 30 段階で設定可能
1つ目のアップデートは、APC設定の大幅な性能向上。
分かりやすく性能が向上し、細かく設定できることから使い勝手も格段に良くなった。
0.1mmにすると、もちろん入力は早くなるが、ゲーム以外の使用では誤入力が増えるので注意。
(特にキー荷重30gのモデルだと、触れただけで入力されるレベルだと思われます。)
REALFORCE GX1 製品ページ
アプデ前:OFF・ON位置の作動点は4段階のみ (0.8mm,1.5mm,2.2mm,3.0mm)
↓↓↓
アプデ後:OFF・ON 位置を 0.1mm 〜 2.5mm 内で 0.1mm 刻みで設定可能
OFF・ON位置を個別に設定可能。(例:OFFは0.5mm、ONは0.2mm)
Dynamic modeもAPC機能と同様、従来の4段階(0.8 – 1.5 – 2.2 – 3.0mm)から0.1 – 2.5mmの0.1mm刻みへ変更となった。
OFF・ONの数値を細かくできることで、すぐ入力が切れたり、瞬間繰り返し入力の速度向上に繋がる。
実際に使ってみての注意点として、ゲーム中に押しっぱなしにする事が多いキー(前進のWキーなど)で、OFF位置を0.1mmにしてしまうと、押してる間に力が緩んだだけで入力が途切れてしまう。(キー荷重45gのためかも。)
押しっぱなしにする事が多いキーのOFF位置は、広めに設定するのがオススメ。
私は基本0.3mm、WキーのみOFF:1.5mm、ON:0.2mmにしてみた。
ゲームキャラクターの左右移動に使用される A キーと D キーの同時入力が無効化され、後から押された片方の入力のみ有効となる機能です。主に FPS ゲームで銃弾をまっすぐ飛ばすための、「ストッピング」と呼ばれるテクニックの操作性が良くなります。
REALFORCE GX1 製品ページ
REALFORCE社員の方でも搭載に賛否が分かれたという、Kill Switch機能。
ONにすると操作性はだいぶ変わった印象だったので、ある程度慣れが必要になってくるかも。
VALORANTなどストッピングが必要なゲームには、かなり有効ぽい。
ちなみにゲームでのテスト段階では、かなり賛否は分かれました。
— REALFORCE(リアルフォース)【公式】 (@TOPRE_REALFORCE) July 7, 2023
実際触ると、合う/合わないがきっぱり分かれる機能であることをご理解いただけると思います。
したがって、いわゆる「ハードウェアチート」ほどではない機能であるという解釈です。
ぜひ使用いただいてご意見いただけますと幸いです。
先に紹介した3点が大きなアップデートになるが、その他に細かい変更もあり。
- キースペーサー設定時の動作安定性を向上。
- イルミネーションで、点灯パターンに「APC」を追加。
- キーマップ入替で、押合わせキーを登録して作業を効率化できる「Shortcut 1〜8」に対応。
- キーマップ入替で、APC の個別設定を直接指定できる 「APC Custom1」,「APC Custom2」に対応。
主にREALFORCE CONNECTの使い勝手向上に関する内容となっている。
スコスコとした打鍵感が◎【動画あり】
静音スイッチが搭載され、前モデルであるREALFORCE RGBより打鍵音が抑えられてて、スコスコ感も気持ちいい。
好みもあると思うが、打鍵感としては圧倒的にGX1の方が良い印象。打鍵音が静かなので、ゲームプレイでのVC(ボイスチャット)や配信でも、マイクで音を拾ってしまって会話の妨げになりづらい。
動画も撮ってみましたので、参考にしてみてください。
ただし価格も安くないので、可能であれば実機で試し打ちしてみてから購入するのが良いかと。
REALFORCE GX1は最強クラスのゲーミングキーボード!
アプデの内容は凄いが、そもそもの性能ももちろん高い。(前回の記事はコチラ)
今回のアプデを踏まえたうえで、GX1の特徴をまとめると、
- 0.1mm単位で調整可能なAPC機能(0.1~3.0mm)
- 0.1mm単位のDynamic Mode搭載(ラピッドトリガー)
- Kill Switch機能を追加
- 東プレ独自のキースイッチ機構「静電容量無接点方式」
- 静音スイッチ搭載
- LED バックライトのカスタマイズ
- 堅牢さと安定感を併せ持ったスチールフレーム
- フローティングデザイン採用
- 2つのキー荷重(30g・45g)と英語・日本語配列が選択可能
最高の性能でありながら、東プレ独自の「静電容量無接点方式」機構で高耐久・長寿命。
発売当初は、ゲーミング用途としてApex Pro(SteelSeries)や、Wooting 60HEに劣っていた部分もあったが、今回のアップデートで大幅な改善となり、ほぼ同等の性能になったと言える。また、今後のアップデートにも期待ができる。
ゲーミング用途としても最高クラスの性能でありながら、東プレ独自の「静電容量無接点方式」機構で高耐久・長寿命で、打鍵感も非常に快適。
ゲームだけでなく、日常や仕事でもハードに使う方には、最高の一台になるかと。
REALFORCE GX1、自信を持っておすすめします!