ワイヤレスマウスは快適すぎる
充電が面倒くさそう、というのもあって昔は有線マウスを使っていたんだけど、PCゲームを始めてからすっかりワイヤレス派になった。FPSゲームをプレイするにあたりケーブルは煩わしいし、普段使いとしてもワイヤレスの快適さは素晴らしい。
また見た目においても、余計な配線が無くなって良い。
そんな快適なワイヤレスマウスを、もう一段快適にさせるのがワイヤレス充電化。
使うときだけでなく、充電するときもケーブルの抜き差しが不要になる。日々の作業でこの余計な一手間が減るのは非常に大きい。
また、PCデスク周りはどうしても物が増えがちなんだけど、ワイヤレスマウス&充電にすることで、すっきりとしたデスク周りを作りやすいのもメリット。
【パターン①】Logicool G POWERPLAY マウスパッド
現在私が使っているマウスとマウスパッドは、どちらもゲーミングデバイスではおなじみLogicool G
マウス:PRO X SUPERLIGHT (G-PPD-003WL-BK)
マウスパッド:PowerPlay (G-PMP-001)
PRO X SUPERLIGHTの特徴はその名とおり、とにかく軽い。重量は63g未満となっており、ゲーミングマウスでもトップクラスの軽さ。まさにスーパーライト。”軽ければ軽いほど良い”という訳では無いけど、長時間使っても疲れにくく、スムーズに扱うことが出来る。
左右対称のクセが無い形状で、どんな持ち方でも扱いやすい。
POWERPLAY 製品ページ
POWERPLAYの1番のメリットは、マウスをワイヤレス充電しながら使用できるという点。マットの上に置くだけで、マウスパッドに内蔵された充電システムが働き、マウスの充電を継続的に行う。
これによって、ワイヤレスマウスの欠点である、電池切れとは無縁で使用することができる。
ゲーム中も充電を気にする必要が無いし、ケーブル抜き差しの手間も掛からない。充電フリーの快適さは最高なので、対応機種を使っている方は是非導入してみてほしい。
また、他に充電器を用意する必要がないため、デスク周りの物が減りすっきりとする。
POWERPLAY 製品ページ
POWERPLAYには、ワイヤレス接続のためのレシーバーが搭載。このレシーバーは、Lightspeedテクノロジーという高速ワイヤレス接続技術で、低遅延での高速な通信が可能。
マウスパッド自体にレシーバーが搭載されていて、物理的にマウスとの距離が近いため接続も安定する。実際使用していても、ゲーム中に動作が不安定になったことは一度もない。
・価格が高い(¥17,700 23年4月時点)
POWERPLAYの導入にあたって一番気になるのがおそらく価格の問題。
楽天のポイント還元や、セール期間を狙っても15,000円くらいは掛かってしまう。マウスパッドとして考えると高く思えてしまうが、マウスパッド+充電器と考えれば、実はそんなに高くないかも。
・Logicool Gのマウスしか使えない
POWERPLAYは、他社のQi充電対応マウスをワイヤレス充電することは使用できない。Logicool Gのワイヤレスマウスも、全て対応している訳では無いので注意が必要。
【対応機種:G703 /G502 /G502 X /G502 X PLUS / G903 /G-PPD-002WLr/ Pro X SUPERLIGHT】(23年4月時点)
また、金属製のデスクだと充電が反応しにくい可能性があるので、注意が必要。
・マウスパッドのサイズが選べない
POWERPLAYのサイズは縦:321mm×横:344mm。私には十分なサイズで不便に感じたことはないけど、ゲームやマウスの使い方によっては、もっと大きいマウスパッドが必要という方もいるかも。
デメリットもあるものの、個人的には充電不要のメリットが大きすぎるので、対応機種を使っている方は是非導入してみてほしい。
【パターン②】Logicool G & RazerのマウスをQi充電化
ゲーミングデバイスで有名なメーカー、Logicool GとRazer。使っている人も多いと思うので、2つのメーカーのマウスをQi充電化する方法を調べてみた。
Logicool Gのマウスに関しては、POWERPLAYを使用するのがベストなのは間違いないんだけど、デメリット(価格やマウスパッドのサイズ)が気になるという方もいるはず。
“Logicoolのマウスを使いたいけど、POWERPLAYは高い“という人に便利なのが、SIKAI CASEのQi充電モジュール。
POWERPLAYと同じく、全てのLogicoolマウスに対応しているわけでは無い。というか対応機種はPOWERPLAYと同じ。
【対応機種:G703 /G502 /G502 X /G502 X PLUS / G903 /G-PPD-002WLr/ Pro X SUPERLIGHT】
このモジュールを取り付けると、Qi対応充電器を使って置くだけ充電が可能になるという代物。
POWERPLAY同様バッテリー保護機能があり、最大85%程度までで充電が停止するようになっている。
続いてのアイテムもSIKAI CASEよりマウス充電スタンド。正直かなり良さそう。
Qi充電モジュールベースと違って、こちらはRazerのマウスにも対応。
使い方はAmazonの商品説明動画を見てほしいんだけども、スタンドがマグネット式になっており、置くだけで充電が可能。
Logicoolの場合は、裏側のコインを外した状態で乗せればOK。
充電スタンドにUSBポートが設けられているので、レシーバーを挿すことでマウスの接続も安定する。USBポートは2つあるので、マウスの使い分けも可能。
- 置くだけ充電
- LogicoolとRazerのマウスに対応
- 充電スタンドにUSBポートが2つ
- POWERPLAYと違い、好きなマウスパッドが使える
こちらはRazerから発売されている充電スタンド。
【対応機種: Razer Basilisk V3 Pro、Razer Naga V2 Pro】
SIKAI CASEより価格は高いけど、当然Razerのマウスとの相性は抜群。こちらもマグネット式となっており、置くだけで充電できる。
Razer独自の通信技術である、Razer HyperPollingがスタンドに搭載されており、低遅延での高速かつ、安定な通信が可能。
対応機種をお持ちの方にはこれがベストな選択肢になるかも。
SIKAI CASEの充電スタンドよりレビュー評価が高い、ImationのCharging Dock。
こちらの方がSIKAI CASEよりもデザインがすっきりしてて好感。
レシーバー用のUSBポートももちろん搭載されている。
【パターン③】Qi対応充電マウス【おすすめ3選】
他の方法としては、最初からQi充電に対応するゲーミングマウスを購入するパターン。
Qi充電対応のワイヤレスマウスなら、Qi充電スタンドに置くだけで充電可能。
ただし現時点では、Qi対応のゲーミングマウスは選択肢が多くない様子。調べた中で良さそうなものを3つご紹介。
色々調べてみたところ、AnkerのPowerWave Sense 2-in-1 Stationがスマホの充電スタンド付きで使い勝手が良さそう。
ケーブル1本でスマホを含む2つの機器を充電することができ、デスク周りがすっきり。
ワイヤレスを進めて効率化
今回紹介した方法以外にも、ゲーミングマウスのワイヤレス充電化の方法は多数あるので、ぜひ自分に合った方法を試してみてほしい。
ワイヤレス化すると、日々の充電作業や、ケーブルが少なくなって掃除が楽になる。
1回あたりの作業は大したことなくても、1か月、1年と時間が経つほど効果は積みあがっていくので、気になる方は早めの導入がおすすめ。