【Anker】Eufy ロボット掃除機の選び方【2024年】

Ankerのロボット掃除機であるEufyシリーズに、2024年6月またまた新作のOmni S1 Proが発売された。

ロボット掃除機自体の人気が年々高まっている中、あまりにも種類が多すぎてどれを買えば良いのか分かりにくくなっているのが現状かと思う。

そこで個人的に考える、おすすめのモデルをご紹介。ロボット掃除機購入の際の参考にしていただけたら。

2024年8月現在のモデル一覧

まず、現在発売されているEufyシリーズの一覧がコチラ。

ProやらHybirdやら名前がややこしいのだけど、ひとまず後述するおすすめの4モデルを見て頂きたい。

Omni S1 ProX10 Pro OmniX8 ProX9 ProL35G40G3015C
X8 Pro with
Self-Empty Station
X8 ProX9 Pro with
Auto-Clean Station
L35 Hybrid+L35 HybridG40 Hybrid+G40 HybirdG40+G40G30 HybridG3015C
吸引力 (最大)8000Pa8000Pa4000Pa × 24000Pa × 25500Pa3200Pa3200Pa2500Pa2500Pa2500Pa2500Pa2000Pa2000Pa1300Pa
毛がらみ除去毛が絡みにくい
ゴム製ブラシ
水拭き
水拭き機能回転加圧 (1kg) 式
モップリフト:12mm
自動洗浄 & 乾燥
走行中のモップ洗浄
オゾン水による除菌
洗剤自動投入
回転加圧 (1kg) 式
モップリフト:12mm
自動洗浄 & 乾燥
通常通常回転加圧 (1kg) 式
モップリフト:12mm
自動洗浄 & 乾燥
通常通常通常通常通常
自動ゴミ収集
システム
ナビゲーション
システム
TrueCourse
マッピング
レーザーレーザーレーザーレーザーレーザーレーザージャイロジャイロジャイロジャイロジャイロジャイロバウンス
障害物回避AIカメラ
保存可能マップ数5?555533
進入禁止エリアアプリで設定可能アプリで設定可能アプリで設定可能アプリで設定可能アプリで設定可能アプリで設定可能アプリで設定可能境界線テープ境界線テープ境界線テープ
マッピング機能

【結論】この4モデルから選べばOK

2024年8月現在、Eufyは多数のモデルが存在していて、どのモデルを買えば良いのか迷ってしまうと思うのだけど、ほとんどの方は以下の4つから選べば間違いなし。なぜなら、他の機種と比べて明確に上位互換と言える機能(価格)があるから。

ただし、Omni S1 Proは発売されたばかりのため価格が高くて約20万円もしてしまうのだけど、ほぼ同機能のX10 Pro Omniは約10万円と半額。セールでの価格差の程度によってはX10 Pro Omniを選択しても良いかも。

4モデルの特徴

Omni S1 Pro

究極の機能性と美しさを追求したEufyの最高峰モデル

Omni S1 Pro

Eufyシリーズのフラッグシップの位置付けにあるOmni S1 Pro。機能は全部入りで吸引力もばっちり。

全自動の充電ステーションで自動ゴミ収集、モップの洗浄&乾燥、オゾン水による除菌機能まで搭載。部屋を綺麗にするのはもちろんのこと、掃除機本体も常に綺麗な状態を保ってくれる。

価格は定価で約20万とお高いし、機能を使いこなすには部屋の広さもある程度必要になってくると思う。お部屋にも予算的にも余裕がある方向けのモデル。

こんな人にオススメ

X8 Pro with Self-Empty Station

X8 Pro with
Self-Empty Station

個人的にEufyのラインナップで一番おすすめなのがX8 Pro。自分が使っているからという訳では無くて、価格と性能のバランスが良くて、ほとんどの方には必要十分な機能が搭載されている。

Omni S1 Proのような高性能の水拭きは無いけれど、簡易的な水拭き機能が搭載。吸引力はOmni S1 Proと同じ8000Paで床はツルツル。自動ゴミ収集は有無を選択可能。

with Self-Empty Stationとついているコチラは自動ゴミ収集機能付きのモデル。ゴミ捨て作業が不要になるので、通常のロボット掃除機よりも時短が可能。特に2人以上で暮らしている方、ペットを飼っている方はゴミ捨ての頻度が増えると思うので、自動ゴミ収集機能ありがおすすめ。

詳しいレビュー記事はコチラ↓↓↓

【時短】Eufy Clean X8 Proを2か月使った感想【レビュー】

こんな人にオススメ

X8 Pro

3つ目はX8 Pro。自動ゴミ収集機能が無い以外はX8 Pro with Self-Empty Stationと同じ。ゴミ捨てぐらいなら手間じゃないという方におすすめ。特に一人暮らしの方や1Kで使用する場合は、そもそもゴミの量が多くなく、ゴミ捨て回数も増えないので、自動ゴミ収集機能は不要だと思う。

もちろん広い部屋で使っても性能は全く問題無し。自動ゴミ収集ステーション有りの場合は部屋の広さを選びがちだけど、こちらは家具やベッドの下にも置けて省スペース。

また価格的にも、セール期間中などであれば3万円台で購入可能で、コスパも高い。おそらく一番多くの人におすすめ出来るモデル。

こんな人にオススメ

G30 Hybrid

最後はG30 Hybrid。紹介した4つのうちでは最も安く2万円台で購入できる。それでいて簡易水拭き機能も搭載。

X8 Proと比較すると、約1万円程度安く購入できる分、マッピング機能が無く進入禁止箇所などの設定が不可。さらに吸引力もX8 Proの8000Paに対して2000Paと1/4。

ただし吸引力が弱いのかというとそうでもなく、私が以前使用していたL70hybridというモデルは吸引力2200Paだったけどゴミの取り残しはほとんどなかった。毎日の掃除には問題無く使える。

こんな人にオススメ

ロボット掃除機を購入する前に考えること

充電ステーションは場所を取る

我が家は自動ゴミ収集機能付きのX8 Pro with Self-Empty Stationを使用しているのだけど、ステーションの存在はやはり設置場所選びが少し手間になる。ステーションさえなければ、ベッドの下や家具の下に潜り込ませることが出来るので、設置場所の選択肢が格段に増える。

1K以下の比較的狭い部屋に住んでいる方は、ロボット掃除機のためだけのスペースを確保するのが難しいので、大げさなステーションは無い方が良い。

それに部屋が狭いのであれば高性能な水拭き機能は不要だし、1回のゴミの量も少なくなるのでゴミ捨て回数も減るので自動ゴミ収集機能も必要無い。

ということで、1K以下の部屋に住んでいる方へおすすめはX8 ProG30 Hybrid。価格差は1万円程度なので、高い吸引力とマッピング機能が欲しい場合はX8 Proを選ぶと◎。

自動水拭き機能が必要かどうか

続いては水拭き機能。紹介した4つのモデルは全て水拭き機能があるだけど、フラッグシップモデルのOmni S1 Proはモップの自動洗浄や除菌・洗剤投入機能といった、水拭き機能に関しても自動化されている。

一見、非常に便利と思ってしまうのだけど(実際便利ではあると思うけど)、価格も非常に高くなるしステーションも大きくなるため、本当にそこまでの水拭き機能が必要なのかは購入前に考えておいてほしい。X8 Proの掃除のみでも十分床はツルツルに保てる。

個人的には、Omni S1 Proは家がかなり広くてペットや小さいお子さんがいる家庭であれば購入を検討しても良いのかと思う。1LDK、2LDK程度ならX8 Proを購入して簡易水拭き機能を使うか、1か月~2か月に1回のクイックルワイパーで十分。

自動ゴミ収集機能が必要かどうか

水拭き機能と同じで、自動ゴミ収集機能がつくとやはりステーションが大きく、また価格も高くなってしまう。時短効果はとてもありがたいけど、スペースが確保しにくい場合は無理に自動ゴミ収集機能を買わなくても大丈夫。

ペットを飼っている方や2人以上で生活している方であれば、ゴミの量が増えることでゴミ捨て頻度が多くなり、恩恵は大きくなるのかと思う。

ロボット掃除機の導入は”生活が変わる”

ここで言う”生活が変わる”というのは、単に掃除の時間が無くなるというだけではなくて、ロボット掃除機に合わせて色々と生活スタイルが変わっていくということ。

例を挙げてみると、

3つに共通しているのは、ロボット掃除機の性能を最大限発揮させたいという考えなのだけど、そのおかげで生活が良くなっていくという流れ。

・ロボット掃除機が掃除してくれる範囲をなるべく広くしたいので、床置きの物が無くなっていくようになる。必然的に物の断捨離も進む。⇒ 部屋が広くなり見栄えが良くなる。

・中途半端な隙間があるとロボット掃除機が入れずにホコリが溜まってしまうので、ロボット掃除機が入るような高さの家具を選ぶようになる。(もしくはベタ置き) ⇒ 普段掃除しないようなところまで常に綺麗に。

・ロボット掃除機が絡まないよう配線を整える。⇒ 見栄えが良くなる。視覚的なストレスが無くなる。

その気になれば、掃除が楽になる以上のメリットも得られるロボット掃除機は、早めに導入しておくのが◎

AnkerのEufyシリーズはロボット掃除機の中では低価格で品質が良く、特に今回紹介した4モデルの中から選んでもらえれば、後悔することは少ないかと思う。