【レビュー】BALMUDA The Pot【新色発売】

24年5月に新色「シルバー」が発売

BALMUDA The Potが発売されたのは2016年10月。私が購入したのですらもう5年くらい前で、今更レビューしたところで感はあるのだけど、ここへ来て5月に新色の「シルバー」が発売されるとのことで、今一度話題になってくれればという願いもこめてレビューしていく。

価格は14,960円

ちなみに私が持っているのは「クローム」。マットな質感の通常カラー(白・黒)に対して、金属の艶がある感じがお気に入り。一時期しか販売されず、今では中古でしか入手できないので当時買って良かった。

デザインが最高

バルミューダの製品はBaluda Phoneを除いてデザインはどれも素晴らしく、それだけで使いたくなるくらいの魅力があると思っているのだけど、BALMUDA The Potに関しても無駄のない見た目。逆にどうして他のメーカーは真似できないのか不思議。

見た目も重要な要素

他の家電やガジェットのレビューでも言っていることなのだけど、やはり使っていてテンションが上がる物を選びたいので、見た目も重要な要素の1つという考え。

もちろん見た目だけよくても、使いにくかったり手間が掛かると次第に使わなくなってしまいがちなのだけど、BALMUDA The Potに関しては問題無し。

機能&容量は少ない

デザインは素晴らしいBALMUDA The Potなのだけど、性能的には価格に対して機能が少なすぎる。ただでさえケトルとしては高価なのに、他の低価格なケトルに搭載されているような機能がほぼ無い。性能面でいうとコスパはかなり悪い。

BALMUDA The Pot搭載していない機能がコチラ。

機能が無いからシンプル

機能不足が否めないBALMUDA The Potではあるのだけど、その機能自体が不要な人であればデメリットにはならない。

というのも、私の場合ケトルを使う場面は、

・コーヒーを淹れる(その他ドリンク類)

・カップラーメン

くらいの用途しかない。温度調節もほぼ不要だし、基本的に使う分しか沸かさないので保温も大容量も必要ない。

お茶を淹れる人であれば60℃~80℃くらいの温度が良いらしいので温度調節機能が欲しかったり、家族の人数が多ければ大容量や保温もあった方が良いかもしれないけど、当てはまらない人も多くいると思う。

機能が少ない分シンプルな操作で使うことが出来たり、容量が少ない分本体サイズが小さくなり、軽量で扱いやすいという面もある。

“注ぎごごち”が売り

デザイン以外のBALMUDA The Potの良い点というか、バルミューダが売りにしているポイントが注ぎごこち。私の感想としては、ケトルが小さい分軽量で、持ち手も持ちやすく湯切れも良いのは確か。

ただ、他のケトルと比較してどうかは分かりにくいし、個人によって感じ方も違うので曖昧ではある。私は全くストレスなく使えている。

コスパの良い電気ケトルが欲しいならコレ【おすすめ3選】

BALMUDA The Potはコスパ的にはイマイチ。デザインは素晴らしいけど、もっと低価格で多機能な電気ケトルはたくさんある。温度調整などの機能が欲しい方に、個人的におすすめなのが以下の3点。

【山善】EGL-C1281

価格:¥9,073  Amazonレビュー: 4.5

【ラッセルホブス】 7106JP

価格:¥9,073  Amazonレビュー: 4.3

【デロンギ De’Longhi】 KBOE1230J

価格:¥9,376  Amazonレビュー: 4.5

とにかく美しいケトル

繰り返しになるけど、BALMUDA The Potは価格から考えると機能は足りないので、コスパ的には悪くすべての人におすすめは出来ないかも。保温や細かな温度調節機能が欲しい人は、他のケトルを購入すべき。

余計な機能は不要で、

・ただお湯が沸かせれば良い。

・美しいケトルが欲しい。

こんな人には間違いなくおすすめ。

価格は高いものの、すぐに壊れるような物でもないので、長く使うつもりで購入すればコスパ的にも気にならない。また、プレゼントで贈ったりすると喜ばれるのは間違いなし。

使い勝手も含めたデザインは間違いなく最高で、使っていて満足度は高い。おしゃれな家電が欲しい人は是非。私は買って良かったと思っている。