WALLHACK/SkyPAD マウスパッド SP-004【レビュー】

長らくLogicool GのPOWERPLAYを愛用してきたのだけど、もう一回り大きいマウスパッドを使ってみたいと思って、この度WALLHACK(旧SkyPAD)のガラス製マウスパッドWALLHACK SP-004を購入。(結局POWERPLAYと併用中。)

ガラス製マウスパッド自体初めてだったけれど、結論から言うとめちゃくちゃ気に入ってしまった。とにかく質の良さを感じる作りで、これから長く使い続けることが出来そう。

ガラス製マウスパッドは気になるけど、”使用感にちょっと不安がある”という方にも是非一度試してみてほしいので、おすすめな点をご紹介。

ガラス製マウスパッドのメリット・デメリット

まずは一般的に言われるガラス製のメリット・デメリットについて。

メリット

  • 滑りやすい
  • 半永久的に使える
  • 湿気の影響を受けない
  • 清潔に使える
  • リセールバリューが高い

デメリット

  • ホコリ・ゴミに弱い
  • ソールの減りが早い
  • 価格が高い
  • 冬は冷たい

長期的にはコスパが良い

ガラス製マウスパッドは布製に比べて価格が高い商品が多くて、WALLHACK SP-004も定価は19,500円とマウスパッドとしては非常に高価なんだけど、実は長期的にはコスパが良いと言えるかも。

というのもガラス製マウスパッドは劣化が無いため、割れてしまったり破損しない限りは半永久的に使用可能。

布製だとボロボロになったり、ゲーム用途の場合だと劣化によってマウスの操作性が変わってしまうため、定期的な交換が必要になってくる。安いマウスパッドだとしても半年に1回程度交換しているのなら、5,6年でWALLHACK SP-004と同程度の出費になってしまう。

ソールの減りが早い

ガラス製はマウスパッド自体のコスパは良いけど、その分マウスソールの消耗は布製より早い。

ガラス製マウスパッドを使ううえでおすすめなのはドット型のマウスソール。マウスの形状を選ばずに使用可能で、しかもコスパがとても良い。

ガラス製マウスパッドが滑りすぎるという人も、素材を変えて滑り具合を変えられるのでソール選びは非常に重要。

滑りやすい&リセールバリューが高い

ガラス製マウスパッドに手を出しにくい理由の一つが、使用感が合うか不安という点。

布製に比べると圧倒的に滑りやすく、使用感に関しては好みがあって実際にある程度使ってみないと合う、合わないは分からない。さらに価格も布製より高いので、買って失敗したらどうしよう、と手を出しにくいかと思う。

実物を試せるようであればそれが一番いいけど、なかなか難しい場合も多い。ただガラス製マウスパッドは、特に人気のモデルであればリセールバリューが高く、もし気に入らなかったとしても割と高めの価格で売却することができるので、ダメ元で買ってみるというのもあり。

逆に言うと、ほぼ新品のような出品も割とあるので、メルカリでお得に購入することもできる。

湿気の影響を受けない&清潔に使える

布製のマウスパッドは湿気を吸いやすくて、湿度が高いとマウスの滑りが悪くなって操作性に影響が出てしまうのだけど、ガラス製は湿度による影響を受けないので、一年を通してパフォーマンス・操作性が変わらないというメリットがある。

これは清潔に使えるというメリットにもなっていて、布製と違って汗や汚れが染み込むことがなく、クロスでサッと拭きさえすれば常に清潔な状態を保つことが可能。ちなみにアルコールの使用はNGとなっているので注意。(洗剤を使用する場合は、少量の食器用洗剤かガラスクリーナーを水に混ぜて使うことを推奨されている。)

布製だと使用に伴って白っぽい汚れが目立ってきて、視覚的にもストレスを感じることがあったけど、ガラス製はそんなストレスともおさらばできる。

WALLHACK SP-004の特徴

WALLHACK SP-004の内容物がコチラ。

サラサラとした表面

ガラス製のマウスパッドは初めてなので、他のマウスパッドとの比較はできないのだけど、表面はツルツルというよりはサラサラとした質感。他の方のレビューを見る限り、前モデルのSKYPAD3.0よりも抵抗がある感じでコントロール寄りとのこと。

とはいえ布製のマウスパッドと比べれば圧倒的に滑る。私はLogicool GのG240から移行したけど、APEXのゲーム内感度で2.0⇒1.6程度へ変更したので約20%くらいスピードが上がった感じ。最初こそエイムが安定しなかったけど、慣れるまでそんなに時間は掛からなかった。

特に、布製にはない初動の軽さは感動的。

エッジ部分も綺麗にラウンド加工されていて、触れても全く違和感無し。

高い耐久性

WALLHACK SP-004は620℃で熱処理されていて極めて高い耐久性を実現。その耐久性・強度は防犯ガラスに匹敵するとのこと。表面にコーティングも無いので摩耗するようなことも無く、長い期間同じ使用感で使い続けることができると期待している。

触り心地も見た目にも、高級感があって品質の良さが感じられる。

全面シリコンベース&重みでずれにくい

裏面

前モデルのSKYPAD3.0は隅の4点にのみ滑り止めが付いていたのだけど、WALLHACK SP-004の裏面は全面シリコンベースへと改良されていて、机の表面にしっかりとグリップするように作られている。

さらに滑り止めだけでなく、ガラスのたわみを防ぐ効果もある。SKYPAD3.0は滑り止めが四隅のみなので中央部分が浮いており、使用に伴ってたわむことがあるそうだけど、WALLHACK SP-004は力を加えてもたわむ心配がない。

また、サイズが大きく重量もそこそこあるので、安定感があって使っていてずれることはほぼ無い。すごい快適。

アームカバーは無くても平気

ガラス製マウスパッドは汗で張り付くためアームカバーの使用が必須、という情報がほとんどだったけど、実際使用してみるとアームカバーは無くても全然平気だった。(マウスの持ち方によるかも。)

他のガラス製マウスパッドは分からないけど、少なくともWALLHACK SP-004に関して、私の場合は無くても問題無し。WALLHACK SP-004の特徴のサラサラとした表面のおかげかもしれない。

ただし冬は冷たくなりそうなので、アームカバーは着けないとしても長袖着用になるかと思う。

POWERPLAYにも対応【Logicool G】

私は今までLogicool GのPOWERPLAYを使用してきたのだけど、WALLHACK SP-004への移行にあたり、一度POWERPLAYから充電ドックへ変更した。レビューがコチラ。

Logicool専用充電ドック imation charging dock【レビュー】

充電ドックもまあまあ便利ではあったんだけど、それ以上にPOWERPLAYが便利すぎた。

充電を忘れて充電待ちが発生してしまったりと、やっぱりLogicoolユーザーにとって、そしてずぼら人間にとって、POWERPLAYは神デバイス。

そんなせいで、「WALLHACK SP-004でもPOWERPLAYが使いたい!」と思い試してみたら、問題なく使えてしまったので1週間でPOWERPLAYに戻すということに。

ガタつくので下敷きが必要

注意点として、もちろんではあるけどPOWERPLAYのサイズの方が小さいため充電可能範囲は中心部分に限られる。

POWERPLAY:282mm x 342mm

WALLHACK SP-004:430mm x 490mm

とはいえ普通に使っていれば充電範囲にかかると思うので、あまり気にする必要はないかと。

それよりも問題なのがサイズ違いによるガタつき。横方向はそうでもないけど、縦方向は手首の重さも掛かるためとてもガタつく。

とりあえず一時的になんとかしたいと思って、マジックテープ結束バンドを適当に折りたたんで挟んでみたら、これだけでまったくガタつかなくなったので今でもこれで運用中。とりあえず高さの合う物ならなんでもOKだと思う。

そのうち、POWERPLAYに合わせてシートを切り抜く感じでしっかりとした下敷きを作成予定。

追記:下敷きを作成してみた記事がコチラ↓↓↓

WALLHACK SP-004をPOWERPLAYと使う

【WALLHACK SP-004】総評

とにかく見た目も手触りからも品質の良さが感じられて、所有欲を満たしてくれるマウスパッドです。

私にとって初めてのガラス製マウスパッドで操作性には少し不安がありましたが、思っていたよりコントロール性も高く、布製から移行してみたいと考えている人にも非常におすすめです。

滑りの良さはもちろん、毎日変わらない操作性と清潔感も快適です。

初期投資こそ掛かるものの長期的に考えればコスパも良いので、気になる方は是非試してみてはいかがでしょうか。