部屋が広くなりすっきり&快適
我が家のテレビは55インチの有機ELテレビ。元々はかなり大型(幅180cm)のテレビ台を使っていた。
一人暮らしの時は気にならなかったけど、結婚して2人暮らしになり、家具を増やそうとしたときに、テレビ台が場所を取っているなぁと感じ始めた。
そこでEQUALSの壁寄せテレビスタンドWALL V3を購入してみた。
結果として、元のテレビ台に比べ部屋が圧倒的に広くなって、すっきり快適に。
テレビ台が無くなったことによる効果はもちろん、以前よりテレビを壁に近づけることが出来るようになって、使えるスペースが増えた。
賃貸で壁掛けテレビを実現する方法
テレビ台を無くして、部屋を広く使う方法として思いつくのが壁掛けテレビ。
ただ賃貸だと、気軽に工事することも出来ないので、賃貸でも実現可能な方法を考えてみた。
1つ目はWALLの様な壁寄せテレビスタンド。
“壁寄せ”なので、もちろん壁掛けとは違うのだけど、テレビ台と比べ大幅にサイズが抑えられ、部屋が広く使えるようになる。スタンド本体の組み立てが必要なものの、壁掛けのように工事不要なのが賃貸には嬉しいポイント。
また壁寄せテレビスタンドは、本体裏側に配線を隠すスペースがある場合が多く、よりすきっりとした見た目にできる。
高さ調整ができるモデルであれば、設置後でも微調整できたり、壁掛けと違って場所を変えるのも簡単なのもメリット。
ただし耐震性には不安あり。なるべく耐震性能の高いモデルを選ぶか、地震対策を別で行った方が良いかも。
- テレビ台と比較し、スペースが確保できる
- スタンドの裏側に配線を隠せる
- 壁掛けテレビに比べ、設置場所の変更や、高さ調整が簡単
- 耐震性に不安
壁美人は、賃貸でも壁掛けテレビを実現できるアイテム。
引用元:壁美人紹介ページ
取り付け方法は、大量のホッチキスを打ち込むことで、壁にテレビを取り付けるブラケットを固定するというもの。
そんなに穴をあけて大丈夫なのかと不安になるけど、意外と目立たないぽい。
ホチキスでも強度は十分あり、壁掛けだけあって耐震的には安心。ただし一度取り付けると、移動させるのは面倒に感じる。
- テレビスタンドよりもスペースが確保できる
- 配線の処理に工夫が必要
- 好きなところに設置できるが、一度設置すると調整が手間
- 転倒の不安なし
3つ目は2×4材を使ったパターン。
2×4材にラブリコやディアウォールを取り付けて、突っ張り型の壁面収納を作り、そこに壁掛けテレビの金具取り付ける。
アイディア次第で、自分の好きなようにデザインできる反面、DIYが苦手な方には難しいかも。
- テレビスタンドよりもスペースが確保できる
- 壁面収納も同時に作ることが出来る
- 組立設置・配線の処理に工夫が必要
- 好きなところに設置できるが、一度設置すると調整が手間
- 耐震性に不安
完全に主観ですが、3パターンの特徴についてまとめてみた。
耐震的な観点では、やはり実際に壁掛けできる壁美人が一枚上。
部屋の模様替えや引っ越しが多い人は、配置変更が容易なテレビスタンドが良さそう。スペース確保を△にしたが、テレビ台と比較すれば十分すっきりとしている。
2×4材はその中間のイメージ。2×4材を使った壁面収納は、DIYが得意な方であれば好きなようにアレンジできるので、選択肢の一つになりそう。
EQUALS WALLを選んだ理由&レビュー
画像で見た瞬間カッコいい!と思えるデザインで、一目惚れ。性能ももちろん大事だけど、やはり見た目も重要。
特にベース部分の薄さが、他のテレビスタンドには無いスタイリッシュ感でお気に入り。
本体裏側も配線がしっかり隠せるスペースがあって、設置後の見た目もスッキリ。
(裏側はこんなにぐちゃぐちゃですが、前から見れば何も見えないのでOK。)
テレビスタンドを導入するうえで一番不安に思っていたのが、転倒の危険があること。
テレビは高価で重量もあるため、なるべく耐震性の高いテレビスタンドを購入したかった。
そんな中、WALLは公式の動画にもある通り、震度7での耐震試験をクリアしている。
しかも重心の高いハイタイプでクリアしているので、低重心のロータイプならさらに安心感がある。
WALLは周辺機器用のオプションアイテムが豊富に用意されており、自由にカスタマイズ可能。
ゲーム機やスピーカー用の棚板だったり、
HDDやモデム、ルーターなど小物の周辺機器を収納できるマルチデバイスホルダーなど。
その他にも、背面収納に最適なマグネット式電源タップや、配線を美しくまとめるケーブルカバーなど、様々なラインナップがある。
ちなみに我が家はスタンダードな棚板タイプで、サイズはL。レコーダーと外付けHDDを置いて使用中。
WALLのデメリットとしては、テレビの取り付けは2人以上で作業しないと大変。でも他のテレビスタンドや、壁美人や2×4材でも同じかもしれない。
一人暮らしで手伝ってくれる人が身近にいないという方は、組立サービスを利用するのもあり。
EQUALS WALL テレビスタンドの種類
EQUALS WALLの壁寄せテレビスタンドの種類は以下のとおり。
(他にも円形ベースのキャスター付きモデルや、ビジネスモデルもありますが割愛します。)
V3(イチオシ) | V4 | V2 | V5 | |
対応サイズ | 30~80インチ | 50~90インチ | 32~60インチ | 32~80インチ |
カラー | ■ ■ ■ ■ | ■ ■ ■ | ■ ■ ■ | ■ ■ ■ |
耐荷重 | 50kg以下 | 80kg以下 | 40kg以下 | 50kg以下 |
本体サイズ cm (横×奥×高) | ロータイプ 70×46×101~121 ハイタイプ 76×52×128~168 | 83×52×96~126.5 | ロータイプ 60×46×101.5~121.5 ハイタイプ 70×52×129~169 | ロータイプ 63×55×102.5~117.5 ハイタイプ 74×62×129~159 |
ベース形状 | 3Dベース (厚さ:2mm) | 3Dベース (厚さ:2mm) | フラットベース (厚さ:15mm) | キャスター付き フラットベース (厚さ:15mm キャスター込み25mm) |
高さ調整 | ロータイプ:5段階 ハイタイプ:9段階 | 8段階 | ロータイプ:5段階 ハイタイプ:9段階 | ロータイプ:4段階 ハイタイプ:7段階 |
収納 | 背面収納 | |||
耐震 | 震度7〇 |
本体サイズ例:V3シリーズ ロータイプ
引用元:WALL製品紹介ページ
本体の寸法は上の図(V3シリーズ)を参考に。
一番人気のV3シリーズを基準に各モデルの特徴を挙げると、
V4:V3より大きなテレビに対応、ベース形状はV3同じ3Dベース
V2:V3より小さいテレビに対応、ベース形状がフラット
V5:V3と同サイズのテレビに対応、ベース形状はV2と同じだがキャスター付き
引用元:WALL製品紹介ページ
おすすめのモデルは、ベース形状が3DベースとなっているV3,V4シリーズ。
先端の厚みはわずか2mmで、ほぼ段差を感じない設計となっており安全性も高い。
また段差が無いため、ロボット掃除機も問題なく使用可能。ベースの上も床と一緒に掃除してくれる。
安全面、機能面でももちろんおすすめですが、デザインとしても3Dベースが最高。
家具は低めがおすすめ
我が家はWALLはV3のロータイプを選択、その他の家具も低めの物で揃えている。
家具を低めにすることで得られるメリットは以下。
- 圧迫感が減り、開放感が生まれる
- 動線が取りやすい
- 家具の重心が低くなるので、地震で倒れる心配が少ない
テレビ台からWALLに変更することで、部屋は広くなるものの、物を収納するスペースは減ってしまう。低い家具を使うのも同様で、背の高い家具より収納量という点では劣ってしまう。
収納が減るということはデメリットでもあるけど、不要な物を思い切って売ったり、捨てるきっかけにもなる。
部屋を広く使いたい、すっきりさせたい方は、思い切って収納を減らしてみてはいかがでしょうか。