デスク周りの収納&ディスプレイに便利
昨年からデスク周りの環境を整えているところで、今回はTwitterの方々を参考にして有孔ボードの設置を行ってみた。
収納というとデスクワゴン的な物や引き出しを使用する手もあったのだけど、いずれにしても足元が窮屈になるのが嫌だった。仮にデスク周りに使うのが微妙になったとしても、こんな感じで

工具類の整理に転用すればOKと考えて購入してみることにした。
スチール製はマグネットボードとしても使える
有孔ボードで最近多く使われているのが、IKEAのSKÅDIS(スコーディス)シリーズ。フック類も充実していて価格も安く非常に迷ったのだけど、今回はスチール製の有孔ボードを購入した。
スチール製の有孔ボードの大きなメリットは、マグネットが使用可能なこと。実際設置して使ってみても、有孔ボード用のフックを使うよりマグネットフックや棚を購入する方が、簡単かつ安く済むかもしれないと感じた。

有孔ボード用のフックはそれにしか使えないけど、マグネットフックなら余ったとしても他の場所で使えるし、何より貼るだけなので位置の微調整や自由度の高さが段違い。
購入品一覧
サンカ スチールパンチングボード

サンカのスチールパンチングボード。梱包からしっかりしている安心安定の日本製。サイズは
・30 x 45 cm(1.37kg)
・45 x 60 cm(2.54kg)
・60 x 90 cm(3.78kg)
の3種類。私は真ん中の45x60cmを購入したのだけど、2.5kgと中々重いので一人での取り付けは意外と大変だった。その分頑丈で作りは非常にしっかりしている。
光 PBST-1 パンチングボード止め具

4個入りのパンチングボード用の止め具。ピンが極細なので賃貸の壁にも使える。耐荷重は20kgもあるので、デスク周りのディスプレイならまず問題なく使用可能。大きいサイズの有孔ボードを使用する場合は複数使うとより安心。
山崎実業(tower) マグネットL字棚

towerのマグネットL字棚。1,100円で購入。幅20cm、奥行約6cmとコンパクトなので、小物の収納やディスプレイにもってこい。
耐荷重は1kgまで。
山崎実業(tower)マグネットストレージボックス
エアダスターの収納に使用中。この用途的には割高だけど、後々何にでも使えそうなのでとりあえず購入。価格は990円。
中には着脱可能な仕切りが一枚。真ん中にしかつけられないけど縦横どちらでも取り付け可能。プラスで底面に付けられるフックも2個あり。


強力マグネットフック 最大荷重15kg
何かと便利なマグネットフック。とりあえず用意しておいて損は無い。デスク周りの用途ならここまでの耐荷重は必要なし。我が家はキッチンでフライパンなどを吊るすのにも使用中。
有孔ボードフック類


有孔ボード専用のフック類。意外とバラ売りされてなくて、されていても送料が掛かったりとコスト的に微妙。普通にマグネットフックで良いかもしれないと思った。とはいえ見た目てきには有孔ボードを使ってる感がでて良き。

追加で買ったフックを固定するためのロックピン。こちらもバラ売りはされておらず、30個のまとめ買い。
ダイソー マグネットタックピース 50個
小さくカットされているタイプのマグネットテープ。もちろん100円。小物のディスプレイに使用してみたけどジャストサイズで良かった。


取り付け方法と注意点
取り付けに必要な工具類はコチラ。
- 鉛筆
- プラスドライバー
- 水平器(あったら便利)
- コインなど硬いもの
水平器は壁掛けの棚を付けるときなんかにも便利で、100均でも購入できるので持っておいて損は無い。

止め具を付ける位置を壁にマーキング。マーキングの際、壁まで届かないので有孔ボードは裏返しておく。
今回購入した光の止め具は、一番端の列に使用すると縁に接触するため、外側から2番目の列にマーキングしていく。

水平器を利用するとまっすぐ平行に取り付けられるのでおすすめ。ただし有孔ボードのサイズによっては重くて微調整が大変。


マーキングが止め具の中心になるように位置を合わせて取り付けていく。ピンは4本。コインなど硬い物で押し込めばOK。

そして取り付け時の注意点が1点。
止め具の2方向に写真のでっぱりが付いている。これを外側に向けてしまうと、有孔ボードの縁に干渉してしまって取り付けられなかった。外すのが面倒なのでニッパーで無理やり切除したけど、初めから内側に向けて取り付ければ問題無し。
もしくは外側から2列目ではなく、3列目の位置に取り付けてもOK。


プラワッシャー付きのビスで、有孔ボードを固定していく。4点取り付けて、

目隠し用のキャップを付けたら設置は完了。


あとはお好きなフック類を取り付けていく。有孔ボード用のフックには落下防止用のロックピンを使用した。
落下しなくなる分位置調整が手間になってしまうので、耐荷重的な制限はあるもののマグネットフックの方が手軽でおすすめ。
スチール製と合板の比較
素材によってのメリット、デメリットを比較してみた。
・マグネットが使える
・重いので取り付けが大変
・合板に比べて価格が高い
・スチール製に比べて軽いので取り付けが簡単
・スチール製に比べて価格が安い
・塗装などが可能
今回はスチール製の有孔ボードを購入したのだけど、マグネットが不要な方にとっては重いだけなので合板の有孔ボードでも全然問題無し。マグネットが使えなくても、結束バンドや、DIYが得意な方ならネジ止めなどでいくらでも収納の工夫はできるので、気軽に試してみるなら合板の方が良いかもしれない。
とりあえず設置してみたものの、取り付け位置やディスプレイに関しても改良の余地がありまくりなので、より良い方法を模索中。
