【時短】Anker Eufy Clean X8 Proを2年使った感想【レビュー】

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購入時のレビュー記事はコチラ↓↓↓

【時短】ロボット掃除機 Anker Eufy Clean X8 Pro with Self-Empty Station【レビュー】

【結論】2年経ってもまだおすすめ!でもセールで買うべし

2023年ブラックフライデーセールでEufy Clean X8 Proを購入。もうすぐ2年となるけど、この2年でAnkerのロボット掃除機も次々と新作が発売された。それでもまだまだX8 Proは充分におすすめできる機種なので、改めてレビュー。

ロボット掃除機としての性能はとても高く、全体として満足度は高め。ただし不具合とみられる点や、前モデルから改良してほしい点がそのままになっていたりと、100点満点というほどでもない。

それと定価7万円はさすがに高すぎる。2025年10月現在だともっと低価格で高性能なロボット掃除機は多数存在しているので、買うなら絶対にセール期間に購入すべき。セール時なら30,000円以上の値引きがあるので、これならコスパ◎。

【良い】ゴミ捨て不要はやはり楽(自動ゴミ収集機能)

Eufy Clean X8 Proは自動ゴミ収集ステーションの有無を選択できる。迷いに迷ってステーション有のモデルを選択したのだけど、ボタン一つ押すだけで掃除が完了するのは本当に楽。(wi-fiに接続しているので、外出先からでも操作可能。)

私は仕事が不規則なので手動でスタートさせているけど、規則的な方ならタイマーをセットしておくだけで、毎日綺麗な状態を保つことができる。日々の掃除がほぼほぼ不要になり、自由な時間を大きく生み出してくれるロボット掃除機はやはり最高。

一人暮らし、共働きの方は急ぎ導入するべき。

自動ゴミ収集ステーションがいらない人もいる

ロボット掃除機自体は誰にでもおすすめできるのだけど、自動ゴミ収集機能に関してはそうとも言えない。意外とデメリットも多いので、購入する際はよく検討してほしい。

自動ゴミ収集ステーションのメリット・デメリットはこちら。

メリット

  • ゴミ捨て作業が減る(時短)
  • ゴミに触れずに済む

デメリット

  • 購入価格が高くなる
  • ランニングコストが掛かる(消耗品)
  • 設置場所の選択肢が減る

設置場所などの問題もあるけど、大きなポイントは時間効果とコストのバランス。

コスト的には、まず購入価格が20,000円差(セール時なら13,000~15,000円程度)。さらにダストバッグ交換のランニングコストが掛かってくる。このコストを考えると、時短効果が少ない方には自動ゴミ収集機能付きはおすすめできない。

時短効果が少ない人というのは、ゴミ捨て回数が少なくて済む人ということになるので、

・部屋が狭め

・ペット無し

・一人暮らし

以上のどれかに当てはまる人は、無理して自動ゴミ収集機能付きを買わなくてもいいかも。

フィルター掃除は必要

また、ゴミ捨ては必要無いものの、フィルターの掃除は定期的に必要。おそらく1か月ぐらい?でこんな感じでびっしりホコリが溜まってしまう。

あまりにもホコリが溜まってしまうと吸引力に影響が出てしまうので注意。

結局フィルターの掃除でダストボックスを開ける必要が出てしまうため、自動ゴミ収集機能付きのメリットを生かすためにも、今後のモデルではフィルターの自動清掃まで行ってほしいところ。

【最高】水拭きいらずの吸引力8000Pa

前回のレビュー記事にも書いたのだけど、掃除の仕上がり具合には全く不満無し。Eufy Clean X8 Pro“Anker史上最強の吸引力”を謳っているだけあって、水拭きしたかのように床がツルツル。ホコリもきっちり吸い取られている感がある。

2日に1回の使用を継続しているのだけど、床に溜まるホコリが減ったおかげか、机の上などに溜まりがちなホコリの量も減っている。我が家は空気清浄機は使っていないのだけど、併用することでホコリが溜まるペースを限りなく遅らせることが出来そう。

水拭き機能は無くても良い

Eufy Clean X8 Proは水拭き機能も搭載しているのだけど、2か月経った今でも使ってない。水拭きがいらないほどの吸引力が一因でもあるけど、Eufyシリーズの水タンクの使い勝手が悪いことも大きい。

実際の給水タンクがこちら。

旧モデルでもそうだったのだけど、使用後の水抜きは給水口からしかできず、タンクが開けられる構造でもないため、使用後の水分を乾かすのに時間がかかる。早く乾燥させるためには、給水口を開けたまま放置するしかない。

この点は最新モデルでも改良されておらず…。クロスの取り付けや洗浄も手間なので、やはり水拭きしたいときはクイックルワイパーで良いかなというのが個人的な感想。

“水拭き不要!”とい方は、吸引力こそX8 Proの半分の4000Paになってしまうけど、水拭き機能の無いモデルEufy Robot Vacuum Auto-Empty C10が価格も2万円台で購入できコスパ最高。

【良い】アプリで掃除の順番を設定できる

Eufy Clean X8 Proに限らずマッピング対応可能モデルであれば、Eufy Cleanアプリから部屋ごとの掃除する順番を設定することができる。

在宅時にロボット掃除機を使う場合、以下のような不便が生じるのだが、部屋の掃除順を指定することでその不便な時間を短くすることが可能。

掃除の邪魔にならないようにする必要がある

在宅時にロボット掃除機を使用するときは、掃除残しが発生しないよう、自らがロボット掃除機の邪魔にならないようにする必要がある。

音がうるさい

Eufy Clean X8 Proは、比較的静かな方だと思うけれど、やはりある程度の動作音はしてしまう。在宅時の場合、TVやYouTubeなどの視聴、通話、ゲームなど音が邪魔になるシーンは多々ある。

扉を開けておくことで部屋が寒く(暑く)なる

ロボット掃除機を使う場合は、基本的に各部屋の扉を全開にしておくのだが、冬(夏も)に扉全開で過ごしていると、エアコンを使っていても結構寒く(暑く)なってしまう。

自分が居る部屋の掃除を最初に終わらせることで、やりたいことがすぐに始められるし、騒音や室温の面でも部屋の掃除が終わった時点で閉めてしまえば問題無し。ただし、充電ステーションが自室にある場合は、掃除終了時点で再び開けなければならないため注意。

アプリでの設定方法

掃除順の指定はEufyの専用アプリである、Eufy Cleanからとても簡単に設定可能。

マップの編集(右上)をタップ
掃除順序をタップ
掃除を行いたい順番に部屋をタップ

これだけで設定は完了。ちなみに部屋の編集(結合や分割)もアプリから可能。

【微妙】電源コードは本体の左側

自動ゴミ収集ステーション付きのモデルの場合、電源コードの取り出し箇所は本体の左側になる。

となると、コンセントの位置が右側にある場合、ステーションの裏側を通さなければならないのだが、壁との間に少しスペースが発生してしまう。コンセントが左側に来るように設置すれば良いのだけど、設置場所に制限ができるのが微妙。

どうせなら中央部分に取り出し箇所を設置して、左右どちらにもケーブルが出せるようにしてほしかった。というか、この手の据え置き型の家電は全てそういう仕様にしてほしい…。

ちなみに以前使用していたL70 Hybridは、充電ステーションにケーブル収納スペースがあって長さ調節が可能、さらに左右どちらからもケーブルが出せる仕様だった。昔のモデルで出来ていたことが、最新モデルで出来ないのは少し残念。

フィルターのランニングコストが掛かる

集塵用のフィルターは、このように網を通過して細かいホコリが内側に溜まってしまう。

内側のホコリは取ることが出来ず、詰まりが酷いと吸引力が低下する要因となってしまうので定期的な交換が必要。

Anker純正の交換用フィルターの価格は2個入りで¥1,990なのだけど、Amazonで調べると互換品が900円台~1300円くらいで販売されている。私は純正品を買ってみたけど、ランニングコストを少しでも下げたい方は互換品がおすすめ。

ダストバッグは4~6ヶ月はもつ

Eufy Clean X8 Proの自動ゴミ収集ステーションのダストバッグ交換目安は約2か月に1回となっている。とはいえ、この手の目安は厳しめに設定することがほとんどで、我が家の使い方では3~4か月は持つだろうと想定していた。(ペット無しの2人暮らし。)

実際2か月間、最低でも2日に1回は使用しているのだけど、ダストバッグの交換メッセージはまだ出ていない。

【Amazon】Eufy Clean X8 PRO 交換用ダストバッグ

ダストバッグは6個入りで¥2,999で1個あたり¥500。4か月もってくれれば年間1500円の出費で済むので、まだまだメッセージが出ないことを祈るばかり。

【追記】約5か月経過したところで交換してみた。6~7割は溜まったかなという印象で、ダストバッグの状態はこんな感じ。頑張れば半年はいけそうなので、年間のランニングコストは1,000円ほどに収められる。

さらに、ダストバッグに関しても互換品が販売されており、そちらを購入すればさらに年間のコストは下げられる。調べた限り8個入りで2,000円が最安。1個当たり250円なので、半年に1回の交換なら年間500円まで抑えられる。

Eufyのロボット掃除機比較表

最後に、Eufyシリーズの一覧表を載せておく。

ロボット掃除機購入の際は、各シリーズの特徴を踏まえたうえで、自身にあったモデルを選択して購入しよう。

X8 ProX9 ProL35G40G3015C
X8 Pro with
Self-Empty Station
X8 ProX9 Pro with
Auto-Clean Station
L35 Hybrid+L35 HybridG40 Hybrid+G40 HybirdG40+G40G30 HybridG3015C
吸引力 (最大)4000Pa × 24000Pa × 25500Pa3200Pa3200Pa2500Pa2500Pa2500Pa2500Pa2000Pa2000Pa1300Pa
毛がらみ除去
水拭き
モップ通常通常回転加圧 (1kg) 式
モップリフト:12mm
自動洗浄 & 乾燥
通常通常通常通常通常
自動ゴミ収集
システム
ナビゲーション
システム
レーザーレーザーレーザーレーザーレーザージャイロジャイロジャイロジャイロジャイロジャイロバウンス
障害物回避AIカメラ
保存可能マップ数55533
進入禁止エリアアプリで設定可能アプリで設定可能アプリで設定可能アプリで設定可能アプリで設定可能境界線テープ境界線テープ境界線テープ
マッピング機能